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公開日:2020年4月18日
最終更新日:2020年5月12日

あれは確かパワースポットアドベンチャーがまだ、トレッキングアドベンチャーだったころなので、2008年の2月のことだ。

その若いご夫婦は新婚ではなかったけれども初々しいカップルだった。決してお世辞にも素敵なご主人ですね、とは申せない不器用そうなご主人に好感を持った。方や奥さんはといえば、それはそれはとてもかわいらしい、かわいらしいお花が一輪ツアーに咲いている様な人で、この二人のアンバランスさがむしろ強い縁を感じさせた。このふたりは社内結婚をしている。

「私は会社を辞めたくて仕方なかったんです。ところが上司からも随分信頼させて、大きな仕事もさせて頂いて、いてとてもやりがいがあったんですが、とにかく大変。はっきり行ってそんなパワーはもうもちそうにないなあって思いながらも、忙しい毎日を過ごしていました。」

そうですか、今はもう死語かかもしれないが、キャリアウーマンというやつだ。最近では女性にも平気で転勤令が出るようだし、やる気と能力のある女性が大活躍しているご時世であることもツアーを通して弁えているつもりである。

「そうなんです。でも私はっきり行って疲れちゃって・・そんな時この人と出会いました。」

まるで北海道の木彫りの熊の様なそのご主人は、ガイドの注意が向いたことでやや緊張をしているようだ。そこから出てきた声は、

「ううう・・・。」

ますます興味をそそられる。ルームミラーで彼の顔を暖かな眼差して見つめてあげた。二人の付き合いが始まった経緯を聞きたくて、話を進めた。

「この人はすごく照れ屋なんです。」

「思いっきり分かります。それ。」

「そしてとても自己表現が下手なんです。」

「それもよくわかりますよ。」

「その彼が、ぎこちない言い方で私にプロポーズをしてくれました。それもこの人らしい不器用な決め言葉でね。」

「もしよかったら一気にお教えいただけますか。」

そんなに会社が辞めたければ、僕が養ってあげるから、

やめればいいじゃない?

「なんて言うんですよ。どうして結婚してくれって言えないのかしらとは思ったんですが、何だか妙にあたたかいものが胸に込み上げてきて、涙があふれてきました。この人は私を待っていてくれた人だったんだと思いました。そして結婚を機に退職しました。」

当のご本人は彼女の傍らで引きつった笑いに終始していたが、その一部始終がルームミラーで逐一観察されていることには気付いていないようだ。奥さんはそれから、さらに大変興味深い話をしてくれた。

さあ寿退社だと大喜びの気分もそう長くは続かず、ご主人とふたり暮らしの現代の主婦は今度は退屈というストレスに苛まれ始める。ついに彼女は友人にそのことについて相談を求めたところ、実にそのアドバイスがが彼女の生涯を決める重大なきっかけになるとは。

その友人に、寿退社はよかったはずなのに今度は、退屈でしょうがないということを告げると、

「厚すぎず薄すぎない一冊のノートを用意して、ひと月の間とにかく何でもいい、やりたいと思ったことを、無制限に書き連ねなさい。いくら恥ずかしいことでもひどいことでも、破廉恥きわまりない決して口外できない様なことでも何でもいい、とにかく四六時中、朝起きてから夜寝るまでキッチンでも、お買い物先でも喫茶店でもお手洗いでもどこででもすぐに書き連ねること。ひと月後きっと、何かが分かるはずよ!!」

そして奥さんはこれを実践、そしてその結果が・・

彼女は書いた。書き続けに書いた。当初はしどろもどろ、何を書いていいやら、書いても何を言っているのやら、恥ずかしさや混乱が、なかなか素直な言葉の綴られることを邪魔し続けたそうだがとある、とても恥ずかしい欲望を正直に書いてみたことがきっかけになって、出るわ出るわ、次々と出るわ、あることないこと、ひとつの言葉が4つも5つもリンクして記憶の下の記憶のまた下の、どんどん浮上表面化、次第に何度も顔を出すいくつかの思いに遭遇。ほぼ一ヶ月後には見事に発見。それは、

ワタシ、漫画家になりたかったんだ!!

この幼い頃の密かな思いの発見が、答えだったようです。奥さんはそういう埋没した夢を持ちながら、今までひとこまの漫画も書いたためしは無く、漫画研究会に属した訳でもましてや投稿などとは全くの無縁。経験値ゼロ。予備知識ゼロ。

「でもあの人が養ってくれるから、プレッシャー無くとにかくやらせてもらおう!!」

その後の顛末はと申しますと・・

1年後、某大手出版社に見染められ、今では某有名少女漫画誌の主席先生!!

彼女のケースはひとつのサンプルに過ぎず、この様な女性のブレイクケースを最近よく耳にするようになった。。まさにこのように

楽しく奇跡を起こす女性

を当ハワイ島パワースポットアドベンチャーでは、

日巫女

とお呼び奉っている。

 

この記事の著者

ポハク西田
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