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公開日:2016年7月28日
最終更新日:2016年8月2日

 

コハラカメハメハ大王像ハワイ島北部にこそ本物がある

ハワイ島の北部、コハラ地域の小さな町カパアウにある元裁判所(現在は主に高齢の方たちの集う、公民館となっている。)の前に立っているのが、正真正銘元祖のオリジナルカメハメハ大王像です。オアフ島アリイオラニ・ハレ(ハワイ州最高裁判所)の有名な大王像は実はレプリカで、二つの銅像にはちょっとしたエピソードがあります。詳細に関しては幾つかの説がありますが、今となっては調べる術もなく、私の理解しているところを記しておくことにします。さらにご自分でも色々と調べてみてください、ハワイとの特に近代の歴史のには、今の世界に至る大きな流れの縮図がありますから。

フィレンツェで作られ、アルゼンチンで水没?!

1878年、ハワイ王国政府は(Walter M. Gibsonの発案)でキャプテンクック来島100周年記念にとカメハメハ大王像の鋳造を$10,000の予算でボストンの彫刻家Thomas R. Gouldに依頼しました。79年、ポリネシア人の写真を送り、参考にさせものの、Gouldはハワイを訪れたことがなかった上に、当時ハワイに関しての情報のほとんどなかったため史実とは少し違ったイメージで造られてしまうことは避けられません。(サンダル、筋肉のつき方、顔立ちなど)

カメハメハ大王像作者名Gouldはイタリアのフィレンツェで原像を制作、パリでブロンズ像となって、グリム童話の音楽隊で有名なドイツのブレーメンから、輸送船で一路ハワイへと送られたそうです。しかし翌年の1880年、船はアルゼンチンのフォークランドで火災に見舞われ沈没し、積み荷は全て消失してしまいます。Lloyd’s of London による保険金で速やかに2作目が発注され鋳造されました。(場所等の詳細は不明)

カメハメハ大王パリで鋳造さてここらが面白いことになります。沈んだはずの銅像は、どうも漁民が漁の最中に見つけて引き上げたようで、その後フォークランドのある店の前に調度、アメリカのタバコ屋の前に置かれているネイティブアメリカンの立像のように飾ってあったらしく、それを今度は沈没船の船長自身が買い取ったとか。フォークランド寄港中、ハワイ移民輸送船のポルトガル人船長が見つけて買い取ったとか、やれイギリス人の船長だったとか、とにかく1882年3月、ホノルルへと運ばれてきたのが、すでに2作目が無事到着した数週間後だったと言います。また、その何某がホノルルでGibsonに$875で売りつけたという話も伝わっています。

ホノルルカメハメハ大王像

2台のカメハメハ大王像

2台の大王像がホノルルに。しかし元祖の銅像は、右手が破損し、潮による痛みも強かったため、なんと、茶色のペンキにどっぷり漬け込んでから、カメハメハ大王の生まれ故郷のハワイ島コハラに送られてきました。以降、ハワイ島の住民たちが100年以上にもわたって、少しずつ、手入れを施し、ヨーロッパでの製作者が勝手に決め込んだ黄金の王冠やマントや衣装をできるだけ史実にあったものへと改善して行きました。それらは元々、ハワイの豊かさの象徴となる黄色や赤の鳥の羽で作られていたものです。ka’ei(たすき)の赤はi’iwi(レフアなどの蜜を吸う貴重な固有種)から、mahi’ole(王冠)やkihei(マント)あるいはkae’i(たすき)の一部の黄色はo’o(現在は既に絶滅、黄色の羽は胸の両側にほんの少ししかない)から取られています。ハワイの固有種の鳥たちはみな小さく、この大きなカメハメハ大王が纏う衣装を作るにはとほうもない数の鳥たちが捕獲されましたが、みな必要な分の羽を取った後は再び野に放たれました。体色は、カメハメハのお母さんの肌の色であった、薄茶とお父さんの濃茶から決め、台座は大地を表す茶色、槍は自力による防衛つまり独立、左手はみなを温かく受け入れるアロハを表しています。

続けられるハワイ島民の努力

whartonPainted2000年、世界的に著名な改修専門家のGlenn Whartonの指揮のもと最初の大改修。なんと23回も塗り重ねられていた塗装を剥いで行われました。
2011年6月、簡単な復旧作業。Glenn WhartonとHawii University Press共著 The Painted Kingが出版されました。

 

花のカメハメハ大王像毎年、6月11日はハワイ州だけの祝日カメハメハDAYです。道は車両通行止めとなるのでこの日はやむなく、ハワイ島だ大巡礼パワースッポトアドベンチャーでは、ワイピオ渓谷方面に向かいますが、馬に乗った、各8島を象徴するクイーンたちを中心とした盛大なパレードと式典がこのカメハメハ大王像の前で行われます。この銅像は今では、ハワイ島の人たちの、ハワイに育まれ、育てらてたものたちの、感謝と誇の象徴となっています。

ほかにもあるカメハメハ大王像

さて、実は、意外にもカメハメハ大王像はまだ幾つか存在しています。それらについてはまた次の機会に。

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ポハク西田
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